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失業日記
怪しいサイドビジネス2
会場には仲間がいた
家を出ると、不安でいっぱいとなりました。果たして、インターネットを使ったサイドビジネスなんて、本当に大丈夫なの?合法なの?と考えていると、不安で不安でたまらなくなりました。
会場へ到着すると、既に数十人の方々がいました。ココに来たのは自分だけじゃなかったんだ、仲間がいるんだという安心感で、次第に気分が落ち着いついてきました。
上手に説明してくれるのだが・・・
席についてから、主催者の説明が開始されました。健康というのがいかに大切なことであるか、という話からはじまって、その健康を保つためには内臓を丈夫にしなければならない、そして、我が社の健康食品は内臓にとてもいい影響を及ぼすんだ、ということを具体例を挙げて、とてもうまく説明をしていました。気がつけば、このすごい健康食品はどうやったら手に入れることが出来るのだろうか、と思うようになった自分がいたのです(※とほほ1)。
高額な商品を購入しなければならないの?
さて、ここからが重要なとこ。サイドビジネスというのは、結局、この健康食品を販売することだったのです。そして、その販売方法としてサイトを利用するとのこと。そして、売れば売るほど分け前が自分に入ってくるというのです。サイトを使うので、口べたであっても出来るし、サイト作成も主催者側が指導するので、決して難しくないと言うのです。なるほど、これは良いじゃないかと、最初は思っていました。
しかし、そのためにはまず、商品を知る必要があるとのこと。商品のことをよく分からないまま販売するのは無責任だというのです。確かにそうだと思いました。という訳で、私達にこの商品を購入するように勧めてくるのです。欲しいと思っていたので、これは望むところです。ところがところが、1個では売ってもらえず、数十個まとめ買いしなくてはならないというのです。しかも、その合計金額がなんと数十万円。これにはさすがに驚きました。しかも、お金が無い人のために、クレジットカード会社と提携してローンまで用意しているんです。
さらに驚いたことに、今回購入することによって、私がこのサイドビジネスを知るきっかけとなったサイトを作った方にお金が入る仕組みとなっていていることが分かりました。何のことはない、このサイドビジネスで商品を販売するつもりでいたところが、先に商品の購入者、つまり私自身が客の立場になろうとしているのです。
マルチ商法だったんだ
このサイドビジネスをやる前提として、必ず商品を購入しなければならないのです。言い換えれば、購入してはじめてサイドビジネスの仲間に入れてもらえる仕組みとなっているんです。
そして、その後は、私がこの会場に来るきっかけとなったサイトと同じようなサイトをつくることになるのです。誰かがそのサイトを訪れてくれて、そんでもって、私と同じ道筋をたどって、会場に足を運んでくれて、最終的に商品を購入してもらえると、今度は私のみならず、私が見たサイトの作成者にまでもお金が入るようになっているのです。これって、まるでネズミ講じゃないの?と思いました。
主催者側もそのように思われることはあらかじめ承知だったようで、絶対にネズミ講ではない。ネズミ講であれば、いずれどこかで行き詰まるが、このサイドビジネスは実際に商品を買ってくれるから、絶対に行き詰まるハズはない、と必死で説明していました。
確かにその通りなのかもしれません。しかし、たとえ合法であっても、私は危ない橋を渡るつもりはありません。もし、失敗したら借金だけが残るのですからね。きっぱりと断り会場を後にしました。
後から知ったのですが、このように、商品を紹介することによって、利益を得る仕組みを、マルチ商法と呼ぶようです。この商売は、どうしても人集めに重点がいくようになってしまうことが多く、おかしな事になりがちなんで、いろいろとトラブルが起こっているとか。今回の件で悟ったことは、仕事内容をなかなかはっきりさせないサイドビジネスは怪しいということ。絶対にダメとまでは言いませんが、マルチ商法に手を出すのは「石橋をたたいて渡る」くらい慎重に慎重を重ねた方がいいと思いますよ。
- ※とほほ1
- これが一種の催眠商法と呼ばれるものなんだろうな。まさに「触らぬ神にたたりなし」といったところで、こういうところには近づくべきではないと思ったのでした。
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