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2007年4月14日

父との将棋対戦

前回に引き続き将棋の話題です。

転職太郎が将棋を教わったのは父からでした。幼稚園か小学校低学年頃のことだったと思います。当時、父も駒の動かし方をようやく知った程度だったんですが、恐らくは誰かに教えたかったのでしょう、その対象が転職太郎だったという訳なんです。

どちらも初心者だったんですが、父はメキメキ上達して、それなりに強くなりました。よく父と対戦したのですが、その際は、飛車と角を抜いた2枚落ちのハンディでやりました。それでも全く歯が立たなくて、何度も悔しい思いをして、いつか勝ってやろうと無い知恵を絞って考えたものでした。

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ある時、本屋さんで、子供用の将棋の本が置いてあるのを見つけて、手にとって立ち読みしたところ、基礎から書かれてあってとても分りやすい。これだ!!と思って、乏しい小遣いをはたいて買ったのでした。

その本で、「棒銀戦法」と呼ばれる戦法を知ったのでした。飛車先の歩をついていって相手の歩と交換して、その後に銀を繰り出していくという戦法です。これはいけるのではないとか直感し、棒銀戦法で打倒父を目指して、無我夢中で研究したものでした。

数ヶ月後、父との大戦。いつもとは違う手に父も戸惑いを感じずにはいられないようでした。中盤に差し掛かった時は、明らかに形勢はこちらが有利でした。こんなこと初めてです。終盤に差し掛かっても、有利な状況は変わらず、もう一歩で父に勝てる・・・そう思ったら、一気に形勢が逆転・・・残念。

何度対戦しても、あと一息というところで、逆転負けをしてしまうのです。しかし、その後も研究に研究を重ねて、一層父を窮地に追い込んでいったのです。そして、数ヶ月後、ついについに、初めて父に勝ったのです。あの時の喜びというのは言葉にはいい表せないほどです。

その後も暇を見つけては何度も対戦しました。しばらくは互角でしたが、次第にこちらが勝ってばかりの状況となったのです。あれからさらに本を買って研究を続けた成果が出てきたのです。ついに、2枚落ちのハンディではダメだということで、飛車香落ちへとランクが上がったのでした。

飛車香落ちでは大体釣り合って互角でした。しかし、転職太郎が高校生になった頃、次第に父と将棋をする機会がなくなってしまって、今日に至ります。父は将棋道場に通って今も第一の趣味としている一方、転職太郎はほとんど将棋をしていないので、もうさすがに駄目ですけどね。

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